個人メモ

間違いの指摘、助かります。

2018-01-19から1日間の記事一覧

間質性肺炎の分類

☆間質性肺炎の分類 ・薬剤性 ・膠原病 ・IIPs(特発性間質性肺炎):IPF,NSIP,COP IPF(特発性肺線維症):慢性経過、治療はNAC(Nアセチルシステイン)と管理が中心(急性増悪時はPSL+ISかPSL隔日) 管理:慢性呼吸不全(HOT・労作時の酸素化を改善するため…

ポリペク後の抗血小板薬の再開時期

☆ポリペク後の抗血小板薬の再開時期 ・ポリペク後、2日間あけて再開する。 ・脳梗塞のリスクが高い場合は1日に短縮する。 ・出血のリスクが高い場合は3日に延長する。

結核の診断と結核が見つかった時の対応

結核の診断と結核が見つかった時の対応 ☆結核の診断: ・結核の診断は臨床症状、画像、抗酸菌検査、血清学的補助診断から総合的に判断する。塗末陰性でも培養やPCRが陽性になる場合がある。塗末陰性とは排菌が0ではない、少ないだけで見つかってないか、痰の…

CFのフォローアップ期間

<CFのフォローアップ期間> ・adenoma(低〜中等度異型)があった場合: ポリペクできた場合は2〜3年後、ポリペクしなかった場合は1年後にCF。 ・adenoma(低〜中等度異型)が複数個(4-5個以上)あった場合: ポリペクした場合でも1年後にCF(他にもあるか…

イレウス管留置方法

☆イレウス管留置方法 ①イレウス管のバルーンが蒸留水何mlで最大に拡張するかを事前に確認(多くは15ml)。 ②経鼻的に内視鏡を挿入し、胃に挿入後、体のみ正面になるようにして透視下に確認する。胃液や空気を極力吸引することで苦痛を緩和し、かつ後のチュー…

Cushing症候群の診断

<Cushing症候群の診断> ☆真夜中の12時にデカドロン0.5mg2錠を服用し、朝一番のコルチゾールを測定し、5以下なら正常となる(同時にACTHも測定すればよい)

CTの読み方

<CTの読み方> 冠状断(coronal):体を腹側と背側に分ける面 矢状断(sagital):体を左右に分ける面 水平断(transverse) ☆HFU(CT値) ・30以下なら水(尿や腹水) ・30以上なら血液 ・50以上なら凝結塊 ☆double phase ・30秒後、Aoや腎皮質が造影→早期相(early…

針刺し時・輸血後の血液検査

<針刺し時・輸血後の血液検査> ☆針刺し ・AST,ALT,HIVAb/Ag,HTLV-1(PA),s抗原,s抗体,HCV抗体 注)CV留置中に針刺しをした場合、針刺しの針を必ず別に捨てること。 cf)針刺しの相手に感染がない場合は1回のみの採血で良いが、感染ある場合は該当感染の有無…

CFやGFで癌が見つかった時のムンテラ

<CFやGFで癌が見つかった時のムンテラ> ☆マナーについて ・いきなり本題に入らないこと。体調や最近の様子を聞く。 ・本人だけの時は家族と同席が必要ないか聞くこと。 ・話の途中でもわからないことがあればいつでも質問するように伝える。 ・説明の途中で「…

ステロイドテーパリングの方法

cf)ステロイドテーパリングの方法 ・リンデロン8mg×2→リンデロン8mg3日間→リンデロン4mg3日間→終了 ・ソルメドロール120mg→プレドニン60mg3日間→プレドニン20mg3日間→終了 注)そもそも1週間程度のステロイド使用ではテーパリングは必要ない。 ・プレドニン3…

中心静脈留置カテーテルの入れ方

☆中心静脈留置カテーテルの入れ方 ①両脚挙上の上(Trendelenburg体位)、頭位を45度左側外転させ、超音波で内頸静脈と内頚動脈の位置を確認する。 cf)両下肢挙上しても内頸静脈の虚脱がある場合は頭位を下げるとよい。 ②清潔ガウンと清潔手袋を装着し、イソ…

胸腔ドレーンの入れ方

☆胸腔ドレーンの入れ方 ⓪必ずルート確保、モニタ装着すること。 ①左第5/6肋間をマーキングし、第5肋骨上縁に沿って22Gで局所麻酔をしながら陰圧に保ちつつ穿刺する。 ②空気とともに少量の胸水の逆流を認め(気胸の場合は空気のみ)、少し針を戻したところで…

入院させた後に気をつけること

<入院させた後に気をつけること> ☆ムンテラは厳しめにするが、元気そうな患者の家族にいきなりDNARか聞かないこと。 ☆検査値異常を見逃さないために、その日の異常値の項目を全て時系列で見ること。自分がよく知らない項目の見逃しが防げるし、大きく変化して…

糖尿病

<糖尿病> ・「血糖高値+HbA1c(NGSP)6.5%以上」、「血糖高値+典型的DM症状」、「血糖高値+DM性網膜症」で確定診断。 ・血糖高値:空腹時126、随時200、OGTT2時間値200以上 ・どちらか一方の境界型の場合は、食事運動療法をしながら経過フォローし再検。 …

脂質異常(高脂血症)

<脂質異常(高脂血症)> ・努力目標は、LDL160未満、HDL40以上、TG150未満。冠動脈疾患がある場合はLDL100未満、DM、CKD、非心原性脳梗塞、末梢動脈疾患(PAD)がある場合はLDL120未満とする。 ・LDLはFriedewaldの式、LDL=TC-HDL-TG/5から計算する。TGが…

自己抜去

<自己抜去> ☆PEGの自己抜去は瘻孔ができているので、再度入れなおすだけで良い。確認のためGIFやガストログラフィン30mlをPEGから注入し腹単を撮影する。 ☆代わりのPEGがないときはフォーリーで代用する。 ☆フォーリー自己抜去は尿道損傷あれば尿道口から少しずつ血尿が出て…

高血糖

<高血糖> ☆デキスターでHi表示の場合は、意識レベル低下やバイタル変化なくDKAでなさそうならノボリンR10単位皮下注し、2時間後、デキスター再検でもよい。

CPA

<CPA> ☆原因:5H&5T(hypovolemia,hypoxia,hydrogen,hypo/hyperkalemia,hypothermia,tension pneumothrax,tamponade,toxin,thrombosis pulmonary,thrombosis coronary)→心エコーは胸骨のすぐ左で右上から左下に向けて斜めにプローブをあてると長軸像で見える。 …

血算の異常

<血算の異常> ☆貧血+MCV120以上+胃切⇒B12↓(悪性貧血) ☆貧血の程度のわりにMCV異常低値⇒サラセミア(HbA2↑) ☆貧血+長期IVH⇒Cu不足 ☆貧血+意識障害⇒頭蓋内出血 注意)血便、血尿、吐下血なしや便潜血陰性なら頭蓋内出血を疑うこと(特に抗凝固療法中の場合)。…

体重減少・食思不振、いつもと違う

<体重減少> ☆鑑別 ・バセドウ病⇒頻脈、食欲低下なし、甲状腺腫大 ・DM⇒口渇、多飲、多尿 ・胃潰瘍 ・炎症性腸疾患 ・神経因性食思不振症 ・薬物中毒 ・アルコール中毒 <食思不振> ・高Ca血症も忘れずに!(ワンアルファなど使っていたら止めること) cf)高齢者…

麻痺

<麻痺> ☆腕や足を挙げれたらまずはMMT3/5、さらに握ったりできれば3+/5。 ☆上肢Barreは1分待つこと。 ☆単麻痺は肘を長時間ついていて橈骨神経麻痺などもある(脳梗塞が多いが)。他は手根管症候群=正中神経麻痺=猿手を忘れないこと。 ☆親指の骨格筋萎縮は…

呂律困難

<呂律困難> ☆この、あの、そので名前が出ないのは運動性失語。100-11は?と口頭で聞くともごもごするが、紙に100-11と書いて見せると紙に書いて答えられる(運動性失語)。

歩行障害

<歩行障害> ☆鑑別 ・脳血管障害⇒脳出血/脳梗塞) ・慢性硬膜下血腫⇒数か月前に頭部外傷のエピソード ・正常圧水頭症⇒頭頂葉の脳溝が詰まっていて他がスカスカ=DESH、EvansIndex=両側側脳室前角間最大幅/頭蓋内最大幅>0.3 ・パーキンソン病⇒足が出ない/声が小さくなった…

慢性咳嗽

<慢性咳嗽> ☆鑑別 ・咳喘息、アトピー咳嗽⇒夜間増悪、ペット飼育ないか ・GERD⇒夜間増悪、脂肪食後、胸焼け/胸骨後面の焼けつくような痛み、肥満や便秘(→腹圧↑で逆流) ・慢性気管支炎⇒長期の喫煙歴 ・百日咳、マイコプラズマ ・間質性肺炎⇒引越しやオウム飼育ないか …

熱傷

<熱傷> ☆軽症は水道水で洗浄し、水泡を除去し洗浄、ワセリン/ゲーベン塗布しサランラップ、ガーゼ、包帯。2日後 受診指示。痛み止め、抗生剤。

義歯誤飲

<義歯誤飲> ☆誤飲後何時間経過か、むせや咳込なかったか聞く。 ☆胸腹部レントゲンで気管内にないことを確認し、腹部CTでTreiz靭帯より上にあればGIF。 ☆療養病院での脱落歯誤飲の対処 ・気管内にある場合(誤嚥)や気道内にあることが否定できない場合は気…

関節痛/骨痛

<関節痛/骨痛> ☆関節腫脹、発熱、CRPのわりにWBC上昇少ないあれば偽痛風かも。 ☆膝痛はレントゲンで骨折がなければMRIで半月板損傷がないか見る(T2で半月板内にlowな箇所が断裂部位) ☆全身の関節痛: ・B19感染症:関節痛→顔面、体幹、四肢の紅斑(顔面の紅…

顎関節脱臼

<顎関節脱臼> ☆前後に脱臼したときは両方の奥歯を親指で下に押して噛んでもらうようにする。 ☆左右に脱臼したときは脱臼した方の奥歯を親指で下に押して噛んでもらうようにする。

肘内障

<肘内障> ☆橈骨頭を内側に押しながら、回外させつつ肘を屈曲させる。万歳できたらOK。習慣になることを言っておく。 ☆整復できていてもしばらく動かさないので様子見る。

肩こり

<肩こり> ☆左肩痛は、中年/高血圧/喫煙歴は心電図をとってACSを否定(特に冷や汗と嘔気を伴うもの)。 ☆右肩痛は、発熱と結膜黄染、呼吸数増加ないか見て急性化膿性胆管炎(AOSC)を否定。 ☆なにもなければシップ処方。 ☆腰痛はできるだけ動かすが、五十肩は安…