個人メモ

間違いの指摘、助かります。

内視鏡の肉眼分類

内視鏡の肉眼分類
 GradeA:5mmを超えない発赤
 GradeB:5mm以上の発赤が1箇所以上
 GradeC:複数の粘膜襞を超えて発赤、全周の3/4を超えない
 GradeD:全周の3/4を超える発赤

・静脈瘤
 L(場所):Ls:上部、Lm:中部、Li:下部、Lg-c:噴門輪に近接、Lg-f:噴門輪と離れた胃静脈瘤
 F(形態):F0:静脈瘤なし、F1:直線状、F2:連珠状、F3:結節状
 C(色調):Cw:白色、Cb:青色、血栓化してる時はCw-Th,Cb-Thと記す
 RC(発赤):RC-:発赤なし、RC+:ごく少数、RC++:+と+++の間、RC+++:全周に多数
 粘膜所見:E:びらん、UI:潰瘍、S:瘢痕
 治療対象はF1RC++、F2RC+、F3RC-以上のもの
 cf)肝機能異常認めない場合は単なる静脈拡張の場合あり

 A1:厚い黒色の苔、辺縁の浮腫著名、出血あり
 A2:辺縁浮腫軽減、白色輪、充血輪
 H1:白苔が薄い、ひだの集まりあり
 H2:潰瘍底が盛り上がる、薄い白苔
 S1:赤色瘢痕
 S2:白色瘢痕

・胃癌
 0型:m癌
 1型:腫瘤型
 2型:潰瘍限局
 3型:潰瘍浸潤
 4型:びまん浸潤
 5型:分類不能

・早期胃癌(m癌、0型胃癌)の分類
 0I:隆起型(正常粘膜の高さの2倍以上、2倍以下は0IIa)
 0IIa:表面隆起
 0IIb:表面平坦
 0IIc:表面陥凹

・胃ポリープ
 山田I型:隆起の起始部が滑らかで明確な境界線なし
 山田II型:隆起の起始部が明確だがくびれなし
 山田III型:隆起の起始部にくびれあるが茎なし
 山田IV型:茎のあるもの

・大腸ポリープ
 Ip:茎あり
 Isp:隆起の起始部にくびれあるが茎なし
 Is:隆起の起始部が明確だがくびれなし
 IIa:隆起の起始部が滑らかで明確な境界線なし
 IIb:平坦なもの
 IIc:陥凹なもの
 LST:小さなポリープが塊になり側方に発育している
 LST-G:従来のポリープがいくつも集まっている
 LST-NG:平坦な病変が集まっている

・胃のNBI
 SEC(粘膜上皮直下毛細血管):癌化すると蛇行、間延び、ループ、口径不同
 MCE(腺窩辺縁上皮):癌化するとギザギザ、口径不同、消失

・大腸のpit pattern
 I:円形
 II:星状、乳頭状→過形成性ポリープ
 IIIs:正常より大きな円形→管状腺腫
 IIIL:正常より大きな円形、管状→腺腫、m癌
 IV:脳回状→管状絨毛腺腫
 VI:不整なpit→m癌、sm微小浸潤癌
 VN:無構造→sm浸潤癌