個人メモ

間違いの指摘、助かります。

咽頭痛/感冒(かぜ)/咳/痰

咽頭痛/感冒(かぜ)/咳/痰
<抗生剤>
ジスロマック250mg2錠分1朝食後 3日分
クラリスロマイシン200mg 2錠分2朝夕食後 7日分
注)マイコプラズマと百日咳の可能性がある場合はあらかじめ処方しておく(クラミジアの場合は7-14日間投与)
感冒薬>
注意)感冒薬を処方する時は緑内障前立腺肥大がないか確認すること!
・セラピナ顆粒1g 3包分3 5日まで
PL顆粒1g 3包分3 5日まで(緑内障には禁忌)
cf)PL顆粒で眠気が出る場合は感冒に若年なら葛根湯1日7.5g分2~3もしくは1日18錠分2~3を食前食間、高齢なら桂枝湯(けいしとう)1日7.5g分2~3を食前食間、香蘇散(こうそさん)を1日6g分2~3(細粒)もしくあは1日7.5g(顆粒)分2~3を食前食間。
・ピーエイ配合錠6錠分3~8錠分4を5日分(顆粒が飲みにくいとき)
<咳嗽による咽頭痛や血痰>
リカバリン250mg(トランサミン)3C分3
cf)トランサミンは腫れや痛みの原因になるキニンをキニノーゲンから産生するのを促進するプラスミンを抑制する。
<咳止め>
・フスコデ1日9錠分3(もしくは咳嗽時に2錠頓服)
cf)ジヒドロコデインリン酸3mg、dl-メチルエフェドリン7mg、クロルフェニラミン1.5mg∴喘息、緑内障前立腺肥大には禁忌
(カフコデNにはさらにアセトアミノフェン、ブロモワレリル尿素、ジプロフィリンも含まれる)
cf)コデイン1回20mg、1日3回が強力だが、喘息には禁忌
・ニチコデ散1g3包分3(フスコデの後発品)
・濃厚ブチロコデイン配合シロップ6ml
 キョウニン水3ml
 単シロップ4ml
 精製水17ml
 1日30ml分3
メジコン15mg3錠分3~8錠分4(後発品はシーサール)
・アストミン10~20mgを1日3回
アスベリン20㎎3錠分3~40㎎3錠分3(去痰効果もあり)
・トクレススパンスール30㎎3錠分3(抗コリン作用あり)(緑内障には禁忌)
ホクナリンテープ2mg1日1枚 夕方または就寝前
咽頭痛>
アクロマイシントローチ15mg1錠
・ネオヨジンガーグル50ml
<鼻水>
・アルデシンAQネーザル(アルデシン点鼻切り替え)1瓶1日4回20回分
・アラミスト点鼻27.5μg56回噴霧用5mg1瓶 1日1回
フルナーゼ点鼻50μg28回噴霧用2.4㎎1瓶 1日2回
<咳喘息>
・セレベントロタディスク/ディスカス(50μg)1回1吸入 1日2回朝、就寝前(β2刺激薬:診断的治療にて1~2週間使用)
フルタイドディスカス(200μg)1回1吸入 1日2回朝夕(ICS:吸入ステロイド、診断後に継続治療)
cf)2-4週間は継続すること!基本は継続投与が基本だが、中止して経過見てもよい。
ホクナリンテープ2mg1日1枚 夕方または就寝前
・シングレア10mg1錠1日1回
cf)百日咳、マイコプラズマクラミジア肺炎をチェックする。
・百日咳PT-IgGを急性期と回復期(2-3週後)に測定(ぺア血清)し、①10EU/ml未満が10EU/ml以上に陽転化or②2倍以上の上昇or③100EU/ml以上であれば診断できる。
マイコプラズマ抗原(咽頭拭い液)でチェックする。抗体であればPA法で①320倍以上or②ペア血清で4倍以上の上昇があれば診断できる。
・C.pneumoniaeは血清IgG/IgA(ELISA法)で2+/2+,1+/2+,2+/1+,-/2+,2+/-(どちらかが2+以上であれば現感染を疑う、2+:index3.00以上、1+:index1.10-2.99)
<痰>
ムコダイン500㎎3錠分3
ムコソルバン15㎎3錠分3
cf)ムコダインはシアル酸やフコースを分解し痰の粘度を下げる。ムコソルバンはサーファクタントの分泌を促進し気道を痰が通過しやすくする。