個人メモ

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2018-01-20から1日間の記事一覧

内視鏡の肉眼分類

☆内視鏡の肉眼分類 ・逆流性食道炎 GradeA:5mmを超えない発赤 GradeB:5mm以上の発赤が1箇所以上 GradeC:複数の粘膜襞を超えて発赤、全周の3/4を超えない GradeD:全周の3/4を超える発赤 ・静脈瘤 L(場所):Ls:上部、Lm:中部、Li:下部、Lg-c:噴門輪…

PEG患者の嘔吐

☆PEG患者の嘔吐 ・PEGの開放とウロバッグへの接続 ・PEG注入の中止 ・点滴追加(腎不全や心不全ないかチェック、DMあるようならインスリンスケール指示) ・腹単オーダー ・黒色嘔吐ならPPI追加(オメプラール20mg1瓶+生食20mlでショットで1日2回、ルートフ…

脂肪肝

脂肪肝 ・肝機能異常伴う脂肪肝あれば、HBs抗原、HCV抗体、自己抗体、飲酒歴を調べ、どれも陰性ならNAFLD。 cf)L/S比(肝臓/脾臓のCT値)が1.1以上なら脂肪肝はない。 ・食生活の改善(カロリー制限、糖質制限、肉類/SFA/ω-6PUFAの制限、魚類/ω-3PUFAの摂取…

経口投与抗生剤のバイオアベイラビリティ

☆経口投与抗生剤のバイオアベイラビリティ: フラジール:100% クラビット、バクタ:99% ケフレックス、ケフラール、ダラシン:90% オーグメンチン、サワシリン:80% オラセフ:50% フロモックス、ジスロマック:35% セフゾン:25% メイアクト:15%

調理師の便培養陽性

調理師の便培養陽性 ☆調理師の便培養でコレラ、腸チフス、パラチフス、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌(EHEC)が出た場合は就業再開は無症状であっても便培養陰性であることが必要。 ☆無症状な場合は抗菌薬は絶対必要ではないが、ニューキノロン、ホスホマイシ…

輸入感染症

☆輸入感染症 ・マラリア、デング熱、腸チフス、パラチフスを考える。 ・潜伏期はデング熱は10日以内、腸チフスやパラチフスは11〜21日、マラリアは30日以上。 ・デング熱はウィルス感染なのでWBCは正常か低下、分画は変わらず、Pltは減少することもあり。 ・…

内視鏡時の抗凝固薬、抗血小板薬の取り扱い

内視鏡時の抗凝固薬、抗血小板薬の取り扱い ☆基本は処方した主治医に中止の場合の危険性やどうすればよいかを聞いておくこと。 内視鏡時の抗凝固薬、抗血小板薬の取り扱い(2014年) 注意)単剤の場合のみ記載 注意)観察だけであれば当然休薬は不要 ☆血栓塞…

インスピロンの設定について

インスピロンの設定について ☆インスピロンの濃度は35,40,50,70,100%で流量は最大15L/分まで。 ・「35%8L/分」は、「酸素濃度が35%になるように100%酸素を8L/分で流す」という意味。 ・空気中の酸素濃度は20%なので、20%酸素◻L/分と100%酸素8L/分で35%酸素を…

胃炎の京都分類

☆胃炎の京都分類 ・ピロリ未感染の所見:光沢のある水々しい粘膜、RAC(集合細静脈)、稜線状発赤 ・ピロリ現感染の所見:点状発赤、体上部大弯や 胃穹窿部大弯のびまん性発赤(好中球浸潤による充血)、RAC消失、血管透見(萎縮性胃炎)、鳥肌、白濁粘液、腸上皮…

ウィルス性肝炎の治療

ウィルス性肝炎の治療 ☆C型肝炎 ・非代償性肝硬変は抗ウイルス薬適応なし。 ・肝炎はALT30以上、Plt15万未満で治療適応。 ・IFN使えるなら第二世代プロテアーゼ阻害剤のシメプレビル(SMV)+Peg-IFN+リバビリン(RBV)が第1選択。 ・副作用でIFNが使えない時は…